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残業できず生まれた「暗黙ルール」 200万人が「もっと働きたい」

ご存知ですか?人類は感情的な生物で効率的なことを考えてばかりですが、実は相当矛盾を持つ生き物なんです。 例えば昔、残業が出ると、文字だけでも嫌な感覚がなってきます。ですが状況を変えて、「もし今日この仕事が終わったら、三日間休みできる」という前提があれば、突然、あなたは嫌な感覚がなく、残業を始められるかもしれません。これは、どうしてこうなるだろ? この状態を分析すると、重要なのは「状況」と「立場」が関係してきます。「状況」は皆同じだが、「立場」は会社と社員とで少し違ってきます。 今の「状況」はどの国でも良いとは言いません。コロナ禍のせいで就職が足りない、糧を得るための仕事もどんどん減っています。働く時間も減り続け、家で過ごす時間も増え、待つしかできない状況になります。こういう状況では、人々の立場も変わります。 収入が足りないと「立場」が変わり、「もっと働きたい」と気持ちが変化してきます。効率的に考えると勤務時間が多ければ多いほど、保障ができるのは簡単な計算です。感情面では「働かなくても生きられる」状態にしたいのです。ですが、仕事をするけど、勤務時間が足りない、残業もできなくなると、逆にもっと働きたくなります。 確か矛盾な生き物ですね。 一方、人の集合体、会社の立場はどうだろ?普通は残業が好き、効率しか考えないの会社も、立場が逆な感情的な考えが出てきます。 香港も日本も、副業を認めていない会社が多い。副業をしたらクビなる、それはほぼ常識と認識されています。でも最近『暗黙のルール』のように、副業をしている人が多くになり、総務省まで「追加就労希望就業者」と呼んでいます。その人数はコロナ禍前の18年1~3月の追加就労希望就業者は177万人。その後徐々に増加し、2020年4~6月期には267万人にまで増えた。 もちろん、効率からみると、会社は副業を認めてる訳がありません。ですが、社員は十分に働くことが出来ない、今の状況では別になるでしょう。そういう気持ちが感情となり、『暗黙のルール』を生み出される。感情的なやり方をー放任するのは、最善の策かもしれない。 結局、人間の矛盾を生み出すのは、時代なんだろ。
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