1000人にひとり、いるかいないか? 今年のインフルエンザ感染が驚くほどに激減!

毎年、インフルエンザの予防接種に行っています。インフルエンザにならずに済んではいますが、普通の風邪になることもしばしばです。すでに暦の上では立秋を超え、あと1か月もしないで、中秋の名月、お月見がやってきます。そんな本日、元ザ・タイガースのメンバー、岸部四郎さんがお亡くなりなりました。悲しいですね。お悔やみ申し上げます。とにかく、秋から冬は急な病気やウィルスに要注意です。

今年2020年は、年明けから大変な年でした。新型コロナウィルスの感染拡大により、世界中で大勢の人々が苦しみ、辛い生活を余技なくされています。夏前には、新型コロナウィルス感染予防のためのマスクが熱中症を引き起こしかねないと、心配されていましたが、先月ごろからは、年末のインフルエンザについて心配が取りざたされていました。

政府も、年末冬からのインフルエンザ流行に向けて、感染予防対策パッケージを打ち出すなど、新型コロナウィルスとインフルエンザのダブル流行にやられないよう、気を付けていました。今日15日でも、東京都の新型コロナウィルス感染者が191人と、100人を超えています。東京都では、こうした感染者100人を超える日が多くなっていました。

新型コロナウィルス感染者がこんなにも増加して、更にインフルエンザ感染者も増えたら・・・考えただけでも、なんとかしなくては!と思いますよね。

しかしニュースによると、実にインフルエンザ感染者数が、昨年の同時期に比べて、1000分の1と非常に激減していることがわかりました。昨年(2019年)の9月初旬までのインフルエンザ感染者数は約3800人。今年(2020年)では、なんとインフルエンザ感染者は3人とのこと。この数、まさに激減ですよね!1000人にひとりいるかどうかという計算になります!

厚生労働省では、「新型コロナウィルス感染予防としての、マスク、うがい、手洗いなど感染予防措置が功を奏していると思われる」としていて、引き続き個々人の感染予防意識を高く持つことなどを提唱しています。

確かに!そうなんですよね。新型コロナウィルス感染を予防するということは、ある程度のその他の病気(細菌など)からも予防できるということで・・・みんなが新型コロナウィルスに目を向けている間にすでに、インフルエンザをも予防していたということになります。これはちょっと盲点でしたが、素晴らしいことだと思います。裏を返せば、毎年、こうしてマスクや手洗いなどをきちんとしていれば、インフルエンザに感染することも少ないという証明にもなりますよね!

それにしても、これだけ、インフルエンザ感染が激減しているのに、新型コロナウィルスは留まることを知らず、強力です。マスク、手洗い、うがいをしていても、襲ってくるときには襲ってくる、なんだか、新型コロナウィルスの恐ろしさを改めて感じたような気がします。インフルエンザ感染者の減少は良いことですが、今後も、もっと気を引き締めて新型コロナウィルスの感染予防をしていかなければならないですね。