暑い夏、熱中症死亡者が都内100人以上 屋内の熱中症対策を万全に!

とにかく、暑い夏日が続いています。

各地では、38、39度、40度、と考えられない暑さを記録し、これが本当に日本か?と思うほどです。

東京都では、新たに24人が熱中症で死亡していたことが判明、熱中症死亡者は100人以上となりました。24人は、週末(14~17日)での死亡者数です。熱中症死亡者は、高齢者が多く死亡者の80%が70才以上の方となっています。

死亡場所では屋内が多く22人が亡くなっています。しかもエアコンを付けていなかったそうです。熱中症と聞くと、屋外での惨事を思い浮かべがちですが、屋内で亡くなる方もこんなに多いのですね。意外でした。

そうなると、部屋での過ごし方がとても重要にです。屋外での過ごし方は良く聞くことがあるかもしれませんが、屋内となると気にされない方も多いのではありませんか?下記を参考にされてください。

●室内の「熱がこもる場所」に注意しましょう。

例えば、お風呂場や洗面所などですが、乾燥機の熱などがこもっている場合があります。お風呂場の熱とともに注意が必要です。また、意外と見落としがちなのが、家の最上階(2階など)です。日中に上へ上へと上がった熱がたまっている場合が考えられますので、窓開けなど、定期的な換気をして部屋の温度を下げるようにしましょう。

●入浴後に注意!

さっぱりとお風呂に入った後は気持ちが良いですよね。風呂上りの一杯ではないですが、入浴後の水分補給は、十分に行ってください。入浴には、多くの水分が奪われますので、特にきをつけましょう。

●こまめな水分補給

室内にいるだけでも、水分は失われていきます。水分を常に補うことをしてください。ただし、お茶やビールでは水分補給とは言えません。お水でも良いのですが、やはり汗(ナトリウムを含む)として失われていく水分ですので、食塩水(0.1~0.2%)や経口補水液、イオン飲料などの補給がてきしています。

●室温コントロール

特に夜など、日中に換気をしたからといって、エアコンを使用されない方もいます。換気で熱を散らすことも大切ですが、日中に熱くなりすぎた家をクールダウンさせることも大切です。就寝中は、寝汗をかいたりして、思っているより水分を失います。就寝中に熱中症にかかる方も多くいるため、油断は大敵です。必要だと感じる場合はエアコンを使用しましょう。

外出していると、マスクもあるし息苦しさを感じ水分補給をこまめに行いますが、屋内では熱の散らし方や水分補給は、疎かにしがちですよね。どちらも、”仕事に区切りがついたら”とか”1時間毎”など、時間を決めて定期的に行う習慣をつけると良いかもしれません。人間の身体は70%が水分だと言われています。水分補給は普段の時から、人間には必要なことですので、気が付いたら水分補給、これを忘れないでくださいね!