2020年3月8日
（８日付けの中央台北）香港大学院教授、中華人民共和国国家衛生健康委員会専門家グループのメンバーであるユン・ゴッヨン（袁國勇）氏によると、コロナヴィルスの状況は、夏に緩やかになる可能性はあるがまだ終わることはなく、冬には再度南半球からウィルスが持ち込まれ、引き続き、香港で感染する可能性があるという。
また、今現在では、新型冠状コロナヴィルス疾病（COVID-19）の状況は、4月に統制がとれるようになるかまだ定かでなく、それには中国の全面的な復興状況を観察経過する必要があるともいう。
ユン・ゴッヨン（袁國勇）氏は今日のテレビ番組でのインタビュー時にそのように語ったと香港電台（RTHK）が報道している。
ユン・ゴッヨン（袁國勇）氏は、現在の香港のウィルス状況の圧力は、中国ではなくその他海外から来るものであり、すなわち香港への往来人数を減少させても助けにならず、そのため「都市封鎖（ロックダウン）は日が経つにつれ重要ではなくなっている」とも指摘した。
香港人は年末前まで、海外旅行に行くべきではないか、また引き続きマスク着用するべきか、との質問には、彼は「だいたいがそういうことだ」とも答え、不要不急の場合でなければ海外旅行に行くべきではないとも語った。すなわち、ウィルス状況は夏に緩やかになり、以降も注意が必要かどうかは今後のウィルス防止措置にかかってくるということだ。
ユン・ゴッヨン（袁國勇）氏は、香港政府は引き続き香港市民に対し「自分自身を守ること」を注意喚起し、ウィルスの拡散を抑えること、もし院内感染が発生した場合には、市民パニックが起こり状況は増々統制しずらくなるだろうとも語った。
